こんにちは、TAKUです。
一昔前はキャンピングカーといえば8ナンバー!これを取るために色々と改造を施して8ナンバーを取得するという努力を皆さんしていましたよね。
では、今はどうなんでしょう?調べてみました。
キャンピングカー=8ナンバーは過去のもの
こちらの記事でも紹介したようなミニバンタイプのキャンピングカーもあるように最近は様々なタイプのキャンピングカーが販売されています。
なので、厳密にキャンピングカーは8ナンバーじゃないと!というわけではないようですね。日本RV協会もボディタイプでは分類を示していますが、8ナンバーでの限定はしていないようです。
日本RV協会 ボディタイプ
そもそも8ナンバーってなに?
そもそも8ナンバーってなんなんでしょうか。実は、8ナンバー、キャンピングカー専用のナンバーというわけではないのです。
8ナンバー=特種用途自動車
特殊用途自動車なんですね。ですから、実は救急車は警察車両、給水車なども8ナンバーなんです。使用目的は「緊急車両」「法令特定事業で使用する自動車」「その他の特種な目的で使用する自動車」の3つに区分にわけられていて一般的にキャンピングカーといわれるものは「その他の特種な目的で使用する自動車」の区分に入るものなんですね。それ以外は、一般の方が所有するような用途ではないので実質一般の方が所有する8ナンバーは「キャンピングカー」になるというイメージでしょうか。
8ナンバーになるためには?
キッチンとバスルーム
8ナンバーを取得するには色々と決められた要件を満たす必要があります。
色々とあるのですが代表的なところとしては、寝台や調理設備、それから上下水道設備があることとなります。その中でも乗員数と就寝数の比率や室内の高さなど細かく定義をされています。
8ナンバーにするメリットは?
現状8ナンバーの大きなメリットは特にないと言っていいのではないでしょうか。自動車税や重量税は乗用車よりも安くなります。自動車税については2割程度という感じでしょうか。自動車税は普通車と同様、排気量に応じて金額は変わります。
車検は初回から2年に1回。保険料についてはキャンピングカーにすることで少し高くなってしまうという状況です。
ということなので、トータルコストを考えると年間でのコストの差は普通乗用車とさほど変わらないのです。
一つメリットとしてあげるならば、8ナンバーであれば横向きシートの搭載が可能ということですかね。
結論
8ナンバーじゃないとダメ!やキャンピングカーなら8ナンバーでしょう!というようなことはなくて、ご自身のキャンピングカーを利用したキャンプのやり方、キャンピングカーの使い方にあわせて車両を選ぶということでいいと思います。
言い換えると8ナンバーってことをあまり気にしなくて良いということですね。