キャンピングカージャーナル

キャンピングカーのタイヤ圧空気圧はどれくらい?管理方法を知ろう

キャンピングカーの空気圧はどのくらい

こんにちは、むーさんです。
キャンピングカーは様々な種類がありますが、特にサイズの大きいキャブコンと言われている種類。
このキャブコンは居住空間を大きく取っている事
快適な空間にするために、ベッドや冷蔵庫、テレビ、トイレ、シャワー、シンクなど
お部屋と変わらない装備を備えています。

そのため、とにかく重量があるんですね。重いんです。

なので、車もバンコンや軽キャンパーの様に車そのものを使用しているというよりは
トラックベースとなるので、ある意味「貨物」として居住空間が乗っかっているんです。

キャブコンは居住空間が広いので非常に快適なのですが
その分、タイヤに負荷がかかってきます。

そこでキャンピングカー特にキャブコンのタイヤ空気圧はどのくらいなのでしょうか。

キャブコンの空気圧(カムロード)

今回、取り上げるのはキャンピングカー、キャブコンの中でもよく使用される車種。
TOYOTAのカムロードという車で見てみましょう。

そもそも空気圧は、車にそれぞれに適正な数値がありますが
どこに書いてあるのか。
大体、運転席もしくは助手席のドアを開けたところにシールが貼られているケースが多いです。

大体こんな感じのシールがあるのですが
ここに書いてある内容をどう読み取ったら良いのか分からないですよね。。

 

タイヤの表記はどう見るの?

カムロードの純正サイズですが

195/70R15 106/104L LT

こんな表記があるんですね。

まず。

195

これは、タイヤの幅ですね。195mm

70

これは偏平率(%)というものです。
偏平率はタイヤの断面幅に対する断面高さの比率なんですね。

この偏平率が低いほどサイドウォールの高さが低くなり、接地幅が広がります。
ぶっといタイヤになるわけです。スポーツカーとかはこの偏平率が低いタイヤが多いです。
接地面積が広がるのでハンドルがよく切れる(反応がいい)っていう感じになります。

 

R

これは「ラジアルタイヤ」という種類になります。
ラジアルに対しては「バイアスタイヤ」というのがあるのですが
今は、ほとんどラジアルタイヤが使われています。 構造が違うのですが、そこまで気にしなくてOKですよ!

 

15

これは、よく効く「インチ」ってやつです。正確には「リム径が15インチ」という事です。
リムっていうのはホイールの一部分の事を言うのですがざっくり、タイヤの内径って覚えておきましょう!

 

ここまでがタイヤのサイズ感を表す表記だったんですね。
これ以降の数値は何を示すか。

 

106/104L LT

この数値はロードインデックスと呼ばれる「負荷能力」を表したものです。

106

この数字はシングルタイヤで使う時のロードインデックス(負荷能力)です。
カムロードはほとんどシングルですのでこちらの数字となりますね。

104

こちらの数字はダブルタイヤで使用する時のロードインデックス(負荷能力)です。

L

これは走行可能な速度を表してる記号です。
Lは120/kmまで速度を出す事が出来ます。

ちなみに、他にはNは140/km、Qは160/kmといった具合です。

まあ、ぶっちゃけ80キロも出すと恐ろしくなりますよ

続いて

LT

これはライトトラックを表しています。

カムロードの場合はこのライトトラックもものを使わないとなりません。
乗用車用のタイヤにはこの表記がないので注意です!

このロードインデックスとタイヤのサイズによって
必要な空気圧が決まってきます。

この空気圧に関しては
こちらのサイトが参考になります。
TOKOHAMA タイヤ
※こちらのサイトはクローズされました。

こちらの表をみると
空気圧は600Kpaが適正となります。

これは普通の車の倍以上の空気圧が必要です。

そして、この空気圧を入れると
1本あたり950キロまで重量が耐えられます。

空気圧が低くなると、この耐えられる重量が減っていきます。
550kpaになると910キロ。
500Kapになると870キロ。
どんどん重さに耐えれ得られなくなります。

 

重さに耐えられないだけでは無く
空気圧が低いとバーストの危険が高まります。

バーストをしてキャンピングカーが横転する。という事故が多く発生しています。
その一つの原因に空気圧もあると思われます。


空気圧が低いとタイヤの接地面積が増えて摩擦が生じ熱を持って破裂。というケースがあるようです。
なので、空気圧は常に意識する必要があります。

 

空気圧は下記のようなゲージを使ってチェックする事が出来ます。

しかし、このゲージを毎回対応するのは大変。
キャンピングカーの空気圧の管理は下記のようなツールが使いやすいようです。

エアモニ4

この商品は、タイヤに計測機器を設置したままにして
車内で常に空気圧の状態をチェックできる。という道具です。
これが一番人気の商品です。少々高いですが、他の中華製と比べると安心かと思います。
安全のためにも導入したいところですね。

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空気圧の単位について

600kpa

これがカムロードの標準となっておりますが、空気圧の単位はkpaの他にもたくさんみる機会があります。

これは生産地域によってお使われるのが異なっているようです。

そして、タイヤゲージや空気圧のマシンもそれぞれ単位がバラバラですので
しっかり覚えておきましょう!

kPa (キロパスカル)

現在主流となっている、空気圧(圧力)の単位です。
国際単位系の定める圧力・応力の単位で、現在生産されているタイヤにつけられておりISO推奨単位となっています。

 

kgf/㎝2 (キログラム/平方センチ)

メートル法の度量衡法を使っている国で使われている圧力単位。
日本でも空気圧を呼ぶときは「●●キロ」と呼ぶのが多いかも知れませんね。

 

bar (バール)

大気圧の表示によく使われるバール(ミリバール)です。
欧州でよく使われている単位でkgf/㎝2と同じ値となります。

 

PSI (ピー・エス・アイ)

これは、ポンド/平方インチで示す圧力単位です。
アメリアではこの単位が多いようです。
日本で自転車のタイヤで使われているので見た事がある方も多いかも知れません。

 

 

単位が違うときにどうやって見たらいいの?

kPa(キロパスカル)の表示の場合

100で割ります。

例えば、600 kPaの場合

600kPa ÷ 100 =6kgf/㎝2(キログラム/平方センチ)

よく言われる、空気圧6キロです。

 

bar(バール)の表示の場合

barの場合は、換算をする必要がないのです。

例えば 6 bar の空気圧の場合は

6bar = 6kgf/㎝2(キログラム/平方センチ)

 

PSI(ピーエスアイ)の表示の場合

これは係数0.07を掛けます。

例えば、100 PSIの場合

86PSI × 0.07 =6.02 kgf/㎝2(キログラム/平方センチ)

という事で大体6キロになります。

 

この計算方法を覚えておけば、迷うことはすくなりますね。
覚えられなくても、キャンピングカージャーナルに書いてあったーという事だけ覚えておいて頂ければ(笑)

 

そんなに高い空気圧はどこで入れるの?

普通の車が2.5キロくらいだと思いますので、それに対して6キロの空気圧を入れる必要があるキャンピングカーのキャブコン(カムロード)の
空気はどこで入れられのでしょうか?

1)ガソリンスタンド

最近では事前に入れたい圧力をデジタルパネルでセットして、あとは空気を入れるだけ
所定の空気圧に達するとベルがなるタイプ。
このタイプは割としっかりと空気を入れられるようです。

 

2)自分で入れる

現在、様々なエアーコンプセッサが販売されておりますので、ご自身で入れるのも良いですね。
ただ、この場合は6キロなど高圧の空気が入れられるコンプレッサーじゃないとNGです。

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上記の商品はむーさんも使っています。
普段はガソリンスタンドで入れていますが、緊急時や旅先などで持っていると安心のアイテムですよ

 

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こちらの商品は電動ポンプと一緒に持っていた方が良いですよ!
キャンピングカーの運転席付近にあるシガーソケットから後ろのタイヤまで意外と距離があるので
通常の商品についているケーブルでは足りないケースが多いのです。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
空気圧は、まず、タイヤのサイズやロードインデックスから所定の耐荷重を確認。
そこで必要な空気圧を把握すること。
そして、常に空気圧の状態を観察し、足りない場合は必ず空気を入れましょう。

 

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