中央自動車道を長野・名古屋方面へ走り、双葉SA(下り)へ。最初に印象に残ったのは、駐車場の広さだった。
食事、おにぎり、パン、山梨土産が一か所に集まる。
休憩の続きを、富士山ビューポイントまで歩けるサービスエリアだ。
広い駐車場から、景色を見に歩く
駐車場を見渡せる場所まで上がると、双葉SAの大きさがよく分かる。
乗用車の列が幾筋も続く。その外側に、大型トラックの枠。さらに走行路と広い斜線帯が取られている。
道路の向こうにサービスエリアの建物。その奥には、緑の山並みが長く続く。
車を降りた直後から、甲府盆地の広がりを感じられる場所だ。

現地で見た駐車場は、普通車も大型車も多く入っていた。
それでも全体を一枚に収め切れない。キャンピングカーで休憩場所を探すとき、この余白は心強い。
NEXCO中日本の案内では、大型54台、小型182台。
小型の数には大型との兼用枠を含む。写真で受けた「広い」という印象が、数字でも裏づけられる。
駐車場を見下ろす通路には、木陰と屋外のテーブル席がある。
その先に「富士山ビュー」の案内板。矢印の方向へ進める。

この日は雲が多く、撮影した景色に富士山の姿は残らなかった。
ただ、駐車場と山並みを眺めるだけでも、車内で固まった体をほどく寄り道になる。
公式案内では、展望台から甲府盆地越しの富士山、南アルプス、八ヶ岳、駒ヶ岳を望める。
空が開けた日は、食事だけで戻らずに歩いてみたい。
食事、おにぎり、パンをその日の時間で選ぶ
建物には、フードコート、ショッピングコーナー、パン工房、テイクアウトのお店がある。
入口にはパンの大きな写真。隣にはクレープの移動販売車も止まっていた。
取材で確かめたのは、食べ物を一つに絞らなくてよいこと。
しっかり食べるならフードコート。
車へ持ち帰るならパンやおにぎり。
短い休憩にも、食事を取る停車にも合わせられる。
おにぎりを扱うのは「双葉キッチン」。
NEXCO中日本は、甲州ワインビーフ肉巻きおにぎりと、富士さくらポーク味噌豚おにぎりを
地元食材のメニューとして紹介している。
営業時間は9時から17時。おにぎりを目当てにするなら、
24時間営業のフードコートと同じ感覚で遅く着かないようにしたい。
「パン工房ふたば」は7時から19時。
フードコートとショッピングコーナーは24時間営業だ。
到着時刻で選べるものが変わる。夜間や早朝は、24時間の区画を中心に考えると迷いにくい。
双葉SA(下り)は2025年に営業施設をリニューアルした。
現地で見た館内も、木目と黒を使った落ち着いたつくり。通路が明るく、食事のあとに土産物まで続けて見やすい。
山梨の工芸品と武田信玄が、売り場の顔になる
土産売り場で足が止まったのは、「山梨の工芸品」と掲げられた一角だった。
印傳屋の赤や黒の小物。模様の入った箱が、浅い棚に一つずつ並ぶ。
隣には黒いマグカップや金属のプレート。菓子だけではなく、手元に残る品を探せる。

売り場は「山梨らしいもの」を一種類にまとめていない。工芸品の隣に、土地の歴史を前へ出した棚もある。
中央には黒い甲冑。その前に、武田信玄のぬいぐるみや缶バッジ、シール、クリアファイルが並ぶ。木製の兵法書札には「風林火山」の文字。赤い布の上に、山梨の武将文化がぎゅっと集まっていた。

写真の値札では、クリアファイル480円、缶バッジ480円、ミニシール480円。
木製の兵法書札は2,500円だった。いずれも2026年8月18日の現地表示。品ぞろえと価格は変わる可能性がある。
食べてなくなる土産と、旅のあとに残る土産。両方を同じ売り場で選べる。急いで飲み物だけを手にして戻るには、少し惜しい館内だった。
駐車と営業時間を、出発前に確認する
双葉SA(下り)は、E20中央自動車道の長野・名古屋方面。所在地は山梨県甲斐市。NEXCO中日本の現行案内を、キャンピングカーで寄る前に必要な範囲へ絞った。
| 項目 | 内容(2026年8月18日確認) |
|---|---|
| 本線駐車場 | 大型54台/小型182台(大型との兼用を含む) |
| フードコート | 24時間/目安800〜2,000円 |
| ショッピングコーナー | 24時間/目安500〜2,000円 |
| パン工房ふたば | 7:00〜19:00/目安500円程度 |
| 双葉キッチン | 9:00〜17:00/目安500円程度 |
| コインシャワー | 24時間/300円・10分、男性4室・女性2室 |
| ぷらっとパーク | 24時間/一般道側の小型車7台 |
ぷらっとパークは、一般道からSAの施設を使う人のための入口だ。高速道路利用者の乗り合わせや、長時間駐車のための場所ではない。
店舗の営業時間や価格は変更されることがある。出発前にはNEXCO中日本「双葉SA(下り)店舗情報」を確認したい。駐車台数と展望の案内は双葉SA(下り)施設ページにまとまっている。
こういう人は寄る価値がある
広い駐車場でひと息つき、食事も土産選びも一度に済ませたい人に向く。時間があれば、富士山ビューポイントまで少し歩く。中央道の通過点が、山梨を感じる一停車になる。
出典
- NEXCO中日本「双葉SA(下り)」
- NEXCO中日本「双葉SA(下り)店舗情報」
- NEXCO中日本「双葉SA(下り)2025年7月18日にリニューアルオープン」
- NEXCO中日本「ぷらっとパーク 双葉SA(下り)」




