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日本では稀な高規格RVパーク Luxwayのオーナーに聞く

山梨県南アルプス市のRVパークLuxwayを現地取材。瓦チップのフリースペース、本格的なコインランドリー、ダンプステーションまで備えた理由をオーナーに聞きました。

三雲遙
キャンピングカージャーナルの取材担当。道の駅・RVパーク・キ…
公開2026.08.19
読む時間5 min
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山梨県南アルプス市の「RVパークLuxway(ラグウェイ)南アルプス」を訪ねました。目を引いたのは、ただ車を停めるだけでは終わらない3区画。
瓦チップの上で椅子を出し、旅の途中の洗濯や給排水まで済ませられます。その設計に込めた思いを、オーナーの宮澤さんに聞きました。

一番の推しは、車の横で火を囲める余白

現地でまず足が止まったのは、駐車スペースの横に設けられた赤茶色のフリースペースです。細かな瓦チップが敷かれ、アスファルトの駐車面とは縁石で分けられています。
車を停める場所と、車外で過ごす場所。その二つが最初から一組で考えられた区画でした。

木製フェンスに囲まれたRVパークLuxwayの3区画と瓦チップのフリースペース

「焚き火とかバーベキューとかしてもらって、あと椅子とか出してもらって、くつろげるスペースになっています」

宮澤さんは、道の駅の駐車場とは趣向を変え、車の外まで含めてくつろげる場所にしたかったと話します。

縁石で囲まれた赤茶色の瓦チップと各区画の水まわり設備

公式案内では、瓦チップの部分は約3.5m×5m。3区画のそれぞれに付いています。
椅子を置いて、火を扱う場所も考えられる広さです。

もちろん直火はできません。焚き火台を使い、21時以降は車内で過ごすのがルールです。
住宅街の中にあるからこそ、外で楽しめる時間と、静けさを守る時間が分けられています。

レンタカーから始まり、泊まる場所までつくった

Luxwayは、もともとキャンピングカーのレンタルから始まりました。施設前には、ADRIAのキャンピングカーなどが並ぶ屋根付きスペース。
大きな車体が収まる姿からも、ここがキャンピングカーを日常的に扱う場所だと分かります。

屋根付きスペースに並ぶADRIAなどのキャンピングカーと乗用車

「Luxwayはもともとヨーロッパ高級キャンピングカーのレンタルから始まりました。
その流れで、敷地内にキャンピングカーをお持ちのお客様にも楽しんでもらえるように、RVパークを併設しました」

宮澤さんは、キャンピングカー自体がラグジュアリーなら、受け入れる場所もラグジュアリーにしたかったと振り返ります。
そこから高規格な施設づくりが始まりました。

ウッドデッキとベンチがある黒い外壁のLuxway施設棟

黒い外壁の施設棟は、入口まわりまで整った落ち着いたつくりです。室内にはキャンプチェアが置かれ、Luxwayのウェアも並んでいました。
駐車区画だけを切り出した場所ではありません。レンタルと滞在が、一つの施設の中でつながっています。

Luxwayのウェアとキャンプチェアが並ぶ施設棟の室内

旅の途中を止めない、本格的なランドリーと水まわり

設備の中で驚かされたのが、家庭用ではない大きな洗濯乾燥機です。洗濯・乾燥のコースを選べる、本格的なコインランドリー。
車中泊施設の付帯設備というより、旅先で洗濯をきちんと終えるための一室です。

専用の小部屋に設置された大型のコイン式洗濯乾燥機

「理由は二つありまして、一つは弊社のキャンピングカーに寝具が載っているんですけども、それが洗えるようにしたのと、あとお客さんが旅の途中にしっかり洗濯物をできるようにすることです」

導入理由を宮澤さんはそう説明します。利用者が洗濯のためだけに移動せず、滞在中に済ませられるようにするための設備でした。

「ここにあれば、そのまま遊んでいるときに洗濯が終わるという感じで。お客さんの利便性を考えて、あった方がいいなと」

Luxwayの設備に共通する基準がよく表れた言葉です。
豪華に見せるためではなく、キャンピングカーで実際に旅をすると生まれる手間を減らす。その積み重ねが、高規格という印象につながっていました。

炊事場にはステンレスシンクが二つあり、温水が使えます。
鏡や手指消毒用品も整えられ、旅先で調理器具を洗う場面を想像しやすいつくりです。

二つの蛇口と鏡を備えたステンレス製の炊事場

シャワールームは明るく、脱衣側には操作パネルがあります。
そして、設備の中でもトイレのきれいさは際立っていました。

温水洗浄便座と備品が整い、隅々まで清潔に保たれています。扉を開けたときの香りまで最高でした。
車中泊施設のトイレという先入観を、良い意味で裏切られる空間でした。

明るい照明がついた清潔なシャワールーム

温水洗浄便座と衛生用品を備えた施設内トイレ

「全部のサイトにダンプステーションもついています。たまに立ち寄りで給水と排水だけされるお客さんもいるので、それもいつでも大歓迎です」

宿泊者は無料、立ち寄り利用は1,000円と、くるま旅公式にも案内されています。
長旅の途中で、給排水の予定だけを組めるのは心強い選択肢です。

料金・予約・アクセスで知っておきたいこと

2026年8月19日に、施設公式とくるま旅公式で確認した内容です。料金や利用条件は変わることがあるため、予約時に最新情報を確かめてください。

項目内容
所在地山梨県南アルプス市野牛島2160
区画3台。駐車枠は長さ7.5m×幅3.8m、高さ制限なし
一般料金1泊1台4,000円。電源20Aは500円、可燃ごみ1袋500円
時間チェックイン13:00〜22:00、チェックアウト11:00まで
予約当日17:00まで。電話またはWeb
電話055-242-8411

徒歩10分圏内にはセブン‐イレブンと日帰り温泉施設があります。
飲み物や食事を買い足したり、温泉でゆっくり体を休めたりできる環境が、歩いて行ける範囲にそろっています。

施設公式は、国道52号(甲西道路)側から入る経路を案内しています。周囲は住宅街で、現地でも交通量の激しい場所には感じられませんでした。

「住宅街の中ですので、車もブンブン走らないので。夜も結構、お客さんが静かだって言ってくれていますね」

宮澤さんは、利用者から夜が静かだと言われると話します。夜には甲府盆地の上に星空が広がり、その美しさも格別です。
星を眺めながら、のんびり静かに過ごすには最高のロケーションです。

「なるべく住宅街の中ですので、静かに過ごしてもらいたいなと思っています」

Luxwayが大切にしているのは、予定を詰め込むことより、ここでのんびり、ゆったり過ごしてもらうこと。
昼は車外で火を囲み、夜は星空を眺めながら静かな時間を楽しめます。区画の自由さと住宅街への配慮が、穏やかな滞在を支えています。

車外時間も旅の用事も、大切にしたい人へ

駐車だけでなく、椅子を出して火を囲む時間まで楽しみたい人。洗濯や給排水を済ませてから、旅を気持ちよく続けたい場合にも合います。
そんな人には、RVパークLuxway南アルプスへ寄る価値があります。わずか3区画だからこそ、一つひとつの滞在を具体的に考えてつくられた場所でした。

出典(2026年8月19日確認)

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三雲遙

キャンピングカージャーナルの取材担当。道の駅・RVパーク・キャンプ場を実際に訪ね、ビルダーや施設の方に話を聞いて記事にしています。現地でしか手に入らないものを持ち帰るのが仕事です。