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雨の撤収でタープを畳み、濡れたペグを抜き、荷物を車へ運ぶ。傘では片手がふさがります。9〜10月の車中泊では、雨具を「着る装備」に替えるだけで両手が戻ります。
わたしなら、車へ常備する1着にミズノのベルグテックEX ストームセイバーVIを選びます。上下セットで約550g。耐水圧30,000mm以上、透湿性約16,000g/m²・24hです。
ジャケットだけでよく、収納量を1Lに抑えたい人はモンベルのストームクルーザーが合います。
秋雨の撤収では「透湿性」「上下」「積み場所」の順で見る
第一の軸は透湿性です。透湿性は、生地が24時間に通す水蒸気量を示します。ペグ抜きや積み込みで体を動かすなら、耐水圧だけを見ても蒸れは読めません。
第二の軸は上下セットか、ジャケット単体か。短い買い出しなら上着だけでも動けます。雨の芝や泥の上で撤収するなら、パンツがないと膝から下が濡れます。
第三の軸は収納サイズ。濡れる前の雨具は、荷室の奥ではなく運転席から手が届く場所へ置きます。数値が公表されていない製品は、届いたらスタッフバッグの実寸を測って定位置を決めましょう。
3着を比べると、公表値の差も見えてくる
| 製品 | 構成 | 耐水圧 | 透湿性 | 重量 | 収納サイズ |
|---|---|---|---|---|---|
| ミズノ ベルグテックEX ストームセイバーVI | 上下 | 30,000mm以上 | 約16,000g/m²・24h | 約550g(M) | 数値非公表、収納袋付き |
| モンベル ストームクルーザー ジャケット Men’s | 上のみ | 20,000mm以上 | 40,000g/m²・24h | 254g | 8×8×15cm、1L |
| THE NORTH FACE クライムライトジャケット NP12501 | 上のみ | 数値非公表 | 数値非公表 | —(重量比較の対象外) | 数値非公表、袋付き |
数値は各社公式の公表値です。ミズノの重量は商品仕様欄の550gを採用しました。同じ公式ページの下部説明には570gの記載もあります。透湿性は試験方法が同じと確認できた製品だけを厳密には横並びにできます。ここでは、メーカーが示す単位を変えずに載せました。

上下を一度でそろえるならベルグテックEX

ベルグテックEX ストームセイバーVIは、ジャケットとパンツのセットです。ミズノ公式値は耐水圧30,000mm以上、透湿性約16,000g/m²・24h。Mサイズで約550gです。
フードは襟へ収納できます。縫い目にはシームテープ加工があり、スタッフサックも付属します。上下を別々に選ぶ手間がありません。
弱点は重さです。550gは、ストームクルーザーのジャケット単体254gより296g重い数字。ただしベルグテックEXにはパンツも含まれます。比較するときは構成をそろえてください。
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蒸れと積載量を減らすならストームクルーザー

モンベルの現行ストームクルーザーは、透湿性40,000g/m²・24h。ミズノと同じJIS L 1099 B-1法の公表値では、ミズノより高い値です。実際の蒸れ方は運動量や気温にも左右されます。重さ254g、収納時は8×8×15cmで1Lに収まります。
車中泊では、ドアポケットよりシート背面の収納へ置きやすい大きさです。スタッフバッグごとつかめば、雨の買い出しにも持ち出せます。
こちらはジャケット単体。雨撤収まで担わせるなら、別売りの防水パンツが要ります。上下をそろえる総額と収納量まで見て決めたいところです。
数値よりベンチレーションを重視するならクライムライト

クライムライトジャケットは、脇下にベンチレーションがあり、ファスナーを開けて熱を逃がせます。透湿性と耐水圧の数値は、ゴールドウインの商品ページで公表されていません。
数値で比較したい人には向きません。一方、撤収中に暑くなったら脇を開けたい人には、仕組みが明快です。スタッフサックは付属しますが、収納寸法も非公表。車内の狭い定位置へ収めたいなら、購入後の実測が必要です。

年2回の短い雨なら、新しく買わなくてもいい
買い出しの数分だけなら、手持ちの防水ジャケットで足ります。設営も撤収もしない旅なら、折りたたみ傘を車へ置くほうが小さく済みます。
年1〜2回、弱い雨に当たる程度なら買い足しは見送り。レインウェアを買う線は、雨でも両手を使う作業があるかどうかです。タープ、ペグ、電源ケーブルを扱う人には出番があります。
濡れたまま袋へ戻さず、帰宅後に洗う
撤収後は、泥を落としてハンガーへ掛けます。車内で畳んだままにしません。生地表面が濡れたままだと透湿しにくくなり、次回の着用時に蒸れやすく感じます。
モンベルは、洗濯で汚れを落としたあと、乾燥機や当て布をしたアイロンで適切に熱を加える手入れを案内しています。洗剤、温度、乾燥方法は各製品の洗濯表示を優先します。柔軟剤は使いません。
濡れた雨具を車へ積むときは、防水収納バッグを受け皿にします。帰宅したら雨具とバッグを両方乾かす。ここまでが雨撤収です。
上下を迷わず積むならミズノ、1Lに収めるならモンベル
秋雨の撤収まで任せる人は、上下セットのベルグテックEX。耐水圧30,000mm以上、透湿性約16,000g/m²・24hが選ぶ根拠です。
ジャケットだけを車へ常備し、蒸れと積載量を減らす人はストームクルーザー。雨の作業がほぼない人は、手持ちの防水上着と傘で済ませましょう。
出典
- ミズノ「ベルグテックEX ストームセイバーVI」(2026年9月20日確認)
- モンベル「ストームクルーザー ジャケット Men’s」(2026年9月20日確認)
- ゴールドウイン「クライムライトジャケット(メンズ)」(2026年9月20日確認)
- モンベル「レインウエアのお手入れ方法」(2026年9月20日確認)





