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RVパーク とれとれ市場 南紀白浜で秋の一泊|市場BBQと白浜温泉

和歌山県白浜町の「RVパーク とれとれ市場 南紀白浜」を拠点に、漁協直営の市場で紀州のカツオと買い出し、火を使えない夜は市場のBBQコーナーへ。徒歩圏のとれとれの湯、電源付き区画での夜の仕事、朝の千畳敷までを一泊でつなぐ旅程です。

公開2026.09.29
読む時間8 min
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和歌山県白浜町の海鮮マーケット「とれとれ市場」には、市場の敷地で一泊できるRVパークがあります。
夕方に市場で紀州の魚を選び、階段を上がった先の温泉に入り、翌朝は開店と同時にお土産を買って帰る。南紀白浜の秋を一泊で味わう拠点として、私はここがとても気になっています。

区画や料金の基本情報は、CCJのRVパーク・データベースにもまとめています。
→ RVパーク とれとれ市場 南紀白浜(CCJ RVパークDB)

この記事は、2026年9月28日時点の公式情報をもとにした旅程の提案です。

仕事場として見る、とれとれ市場のRVパーク

とれとれ市場は、堅田漁業協同組合が営む漁協直営の市場です。
RVパークの受付も漁協が担当していて、利用できるのは20台で、そのうち電源付きは9台。

項目内容(くるま旅公式サイトの施設ページより)
料金(1泊1台)2,750円(軽キャンピングカー・一般車)。ハイエースなどの1BOXはバンコンと同じ料金区分※1
電源1泊550円(備え付け15A)
チェックイン16:00〜18:00
チェックアウト10:00まで※1
駐車枠長さ5m・幅2m
Wi-Fiなし
トイレ屋外・水洗の洋式2基(温水洗浄便座あり)
ゴミ有料で引き取り(45Lの袋1枚110円)
水道なし(補給は担当者に相談)
ペット同伴可(駐車場内はリード必須)

仕事目線で先に知っておきたいのは、Wi-Fiが無いことです。
回線はスマホのテザリングかモバイルルーターを主役にして、オンライン会議もそちらで組むのが前提になります。

手元の通信の選び方は、CCJの別記事にまとめています。
→ 車中泊のWi-Fiは施設に頼れない|手元で持つ3手段

電源は15Aなので、ノートPCとモバイルモニターに電気毛布を足すくらいなら組めそう。
電源付きは20台のうち9台だけなので、予約の電話で「電源付きで」とはっきり伝えておきたいところです。

もうひとつ大事なのが時間の枠です。
チェックインが16時からなので、ここは「昼に着いて午後いっぱい車内で働く」タイプの拠点ではありません。

私なら、日中の仕事は前の拠点か移動前に片づけておきます。
白浜では市場と温泉を楽しんで、夜に電源付きの区画で2〜3時間だけ集中する使い方がしっくりきます。

発電機とアイドリングは禁止です。
車外に椅子やテーブルを出すこと、サイドオーニングを広げることもできないので、作業も食事も車内で完結させる前提で荷物を組みたいですね。

午後から翌朝まで、私ならこう過ごす

市場の営業は8時30分から18時30分まで。
チェックインが16〜18時なので、市場が開いているうちに受付と買い出しを両方済ませる流れで組んでみました。

時刻私ならこうする
14:30とれとれ市場に到着。BBQコーナーで遅めのお昼
16:00RVパークの受付を済ませて、利用書をフロントガラスに掲示
16:30〜18:00市場で夜と朝の食べものを買い出し
18:30〜21:00電源付きの区画で、車内で仕事
21:00歩いてとれとれの湯へ
翌7:00車で約15分の千畳敷へ、朝の散歩
8:00とれとれ亭のモーニングバイキング
9:00開店後の市場でお土産を選び、10時までにチェックアウト

RVパークは火気の使用が禁止で、車外での調理もできません。
それでも魚介を焼いて食べたい日は、市場のBBQコーナーを使います。

BBQコーナーは席料が大人1,000円(ドリンクバー付き)で、利用時間は1時間30分です。
食材は市場の中で買う決まりで、肉と野菜はふるさと村、貝やエビは活魚コーナー、干物は塩干コーナーから選びます。
最終入場は平日16時30分ごろ、土日祝は17時ごろなので、昼過ぎに着く日程が合います。

網の上でホタテやエビ、干物が焼けている屋外のバーベキュー席
イメージ画像(AI生成。実際の施設・料理の写真ではありません)

お風呂は、同じ敷地の「白浜温泉 とれとれの湯」です。
RVパークから約30m、階段を上がってすぐの場所にあって、営業は9時〜23時(最終入館22時30分)。
入館料は大人980円で、太平洋を望む露天風呂と内風呂、別料金の岩盤浴があります。

入浴には、うれしい特典が2つ。
RVパークを使う大人は、チェックイン時に申し出ると200円の入浴割引券がもらえます。
さらに9月24日から10月30日までは、平日(休前日・日曜・祝日を除く)に泊まると、とれとれの湯の平日利用券(980円相当)が1予約に1枚つきます。
10月に行くなら、月曜から木曜の夜に組むのがいちばんお得です。

館内の「お食事処信濃路」は、10月1日から31日まで閉店が21時15分に早まり、ラストオーダーは20時45分です。
お風呂のあとに夕食を取るなら、20時台前半には入っておきたいですね。

翌朝は千畳敷へ。
白い岩盤が波に削られて岩だたみのように広がる景勝地で、見学は無料です。
とれとれ市場から車で約15分なので、朝ごはんの前に往復できます。

朝ごはんは、同じとれとれパーク内の「とれとれ亭」のモーニングバイキングが候補です。
8時〜10時(最終入場9時30分、制限時間60分)で、大人2,000円。
ホテルの宿泊が多い日は入れないことがあるので、前日までにとれとれ亭(0739-82-2500)へ電話で聞いておくと安心です。

チェックアウトのあとに、白浜のシンボルの円月島へ寄るのもいいですね。
島の中央に円い穴が開いた小島で、秋には穴に夕陽がおさまる瞬間もあると観光協会が紹介しています。
帰りを夕方まで延ばせる日は、ここで一日を締めるのも素敵です。

紀州の秋を、市場で一食と買い出しに

とれとれ市場は、市場コーナーだけでもマグロ、鮮魚、活魚、北海道、塩干、ふるさと村と売り場が分かれています。
私がいちばん気になっているのは、活魚コーナーにある「紀州産かつお」です。

地元のすさみや串本で水揚げされるカツオ(ケンケンカツオ)で、運が良ければ夕方に「餅ガツオ」にも出会えると市場の公式ページで紹介されています。
入荷は季節や天候しだいなので、その日に並んでいたら迷わず選びたいです。

木のカウンターに置いたカツオのたたきと薬味、小皿の醤油
イメージ画像(AI生成。実際の施設・料理の写真ではありません)

市場の中の食事どころ「味処」には、名物のカツオの藁焼きがあります。
ほかにも、堅田漁協が養殖している「とれとれ真鯛」をあぶり漬け丼にしたカフェのメニューや、丼・麺・寿司のコーナーが集まった「とれとれ横丁」があります。
横丁は平日10時、休日9時30分から開いていて、市場全体の食事は17時30分ごろがオーダーストップです。

土日祝だけ営業する海鮮焼きコーナーもあります。
焼きイカや焼きホタテ、サザエのつぼ焼きなどが並ぶので、週末に行くなら昼の小腹満たしにちょうどよさそう。

車内の晩ごはんは、火を使わずに済むものに寄せます。
鮮魚コーナーのお造りと、お造り・惣菜コーナーのおかずを買っておけば、区画に戻ってそのまま食べられます。
保冷バッグをひとつ持っていくと、翌朝までの分も安心して買えますよね。

市場が閉まったあとに足りないものが出てきたら、約1km先のスーパー「オークワ 白浜堅田店」が9時〜24時の営業です。
約500m先にはファミリーマートもあります。

秋のお土産は、市場の中にある「早和果樹園 南紀白浜店」で選びたいです。
有田みかんのジュースやゼリー、ポン酢、ジャムが並ぶお店で、営業は市場と同じ8時30分〜18時30分。
早和果樹園の通販では、9月1日から秋の「極早生みかん」の予約受付が始まっていて、有田のみかんの季節がちょうど動き出すころです。

買いすぎたときは、市場の中にヤマト運輸の宅配カウンターがあります。
クール便で送れるから、魚介を自宅用に買っても車の荷物は増えません。
多くの売り場でQRコード決済やクレジットカードが使えますが、使えない店もあるので現金も少し持っておくと落ち着きます。

予約前に確認しておきたいこと

最後に、旅程を左右する条件をまとめておきます。

  • 予約は電話のみ。WEB予約はありません。電話は0739-42-3351で、予約の受付時間は10時〜16時です。前日15時までの予約が基本で、当日も空きがあれば受け付けています
  • キャンセル料は前日が50%、当日が100%です※1
  • 車の大きさを先に確かめます。駐車枠は長さ5m・幅2mです。ハイエースのロングなど5mを超える車や、バスコン・フルコンは複数区画での案内になるので、電話で車種と全長を伝えます。トレーラーは駐車位置と料金が別です
  • チェックインは16時〜18時。18時を過ぎそうなときは早めに電話しておきたいです
  • 市場の館内はペット不可です。バッグやケージに入れても入れません。RVパークは同伴できるので、買い出しの間の過ごし方を決めておきます
  • とれとれの湯は不定休で、タトゥー(フェイクを含む)のある人は入浴できません。休館日は公式サイトのお知らせで案内されます
  • 電源は悪天候などで使えないことがあると施設が案内しています※2

9月27日の「南紀白浜マリンスポーツフェスティバル2026」は、台風の影響による風とうねりの予報で中止になりました。
とれとれ市場と白浜町観光協会のサイトには、9月28日時点で市場やRVパークの休業告知は出ていません。

市場で魚を選んで、階段の上の温泉に入り、夜は電源付きの区画でひと仕事。
仕事の日と旅の日をつなぐ一泊として、秋の白浜はかなり組みやすい場所だと思います。
10月4日(日)には白良浜で宝探しイベント「南紀白浜トレジャーハント2026」(10時〜15時・参加無料)もあるので、土曜泊にしてこの日に合わせるのもちょっと楽しみな選択肢です。

区画数や料金を他の施設と見比べたいときは、CCJのRVパーク・データベースからどうぞ。
→ RVパーク とれとれ市場 南紀白浜の施設情報を見る(CCJ RVパークDB)

出典

注釈

※1 料金と時間は、くるま旅公式サイトの施設ページ(2026年9月24日現在の掲載)に合わせています。RV-Park.jpの施設ページでは、区画料金が1日3,025円、チェックアウトが8時〜11時、キャンセル料が前日17時以降50%・当日100%と、くるま旅と異なる表示になっています。バンコン(ハイエースなどの1BOXを含む)の料金額はどちらのページにも出ていません。予約の電話で車種を伝えて、料金とチェックアウト時刻をその場で確かめてください。

※2 施設の注意事項に「悪天候及び諸事情により電気が使えない場合がございます」とあります。オンライン会議など止められない予定がある日は、ポータブル電源を満充電にして持っていくと安心です。

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制作・構成:水野凪

RVパーク・道の駅・地域旅を扱う制作・構成名義です。公式情報や提供された取材素材をもとに、旅程と地域の情報を整理します。