8月23日から29日までの1週間は、車両そのものよりも「どう泊まるか」に関わる発表が目立ちました。スノーピークは新しいルーフトップテントを発表し、神戸と諏訪には予約情報まで揃ったRVパークが登場。国内ビルダーからは、家庭用エアコンを26時間15分動かした試験結果も公開されています。
今週押さえておきたい8つの動きを、国内での購入・予約に近い順にまとめます。
スノーピークが新ルーフトップテント。税込39万6,000円
スノーピークは8月28日、ルーフトップテント「フィールドライズ」を発表しました。発売日は10月10日、価格は税込396,000円。空気を入れると自立するエアフレーム構造を採用し、1〜2人で使う設計です。
車載時重量はマット3kgを含めて51kgあります。適合車種と取り付け方法は発売日が近づいてから公開される予定です。購入前に、車両ルーフの耐荷重と対応ラックを確認する必要があります。
一方、同製品を組み合わせる「Jeep Commander Overland Field Style Edition」は9月12日発売。限定100台のうち、フィールドライズ付きは50台、車両価格は税込6,600,000円です。テント本体の取り付けは10月10日以降と案内されています。

出典:スノーピーク公式発表/Stellantisジャパン公式発表
RVパークは諏訪湖畔と神戸に新しい選択肢
「RVパーク SUWAガラスの里」が諏訪湖畔で利用できるようになりました。諏訪湖側に5区画を用意し、料金は1台1泊5,500円から。チェックインは13時〜18時、チェックアウトは10時までです。電源、水道、ごみ処理は料金に含まれ、施設内のトイレを24時間使えます。
予約はWEBのみ。火気は使えず、発電機は20時までという条件も、出発前に確認しておきたいところです。
神戸では「JUBILATIONS×アグロガーデン神戸」が9月4日に開業します。全9区画に電源があり、通常料金は1泊4,400円。8月27日から予約を受け付けています。天然温泉「あぐろの湯」は同じ敷地内にある別施設で、入浴料金はRVパーク料金に含まれません。
区画サイズや入庫時刻、予約方法は神戸の屋上RVパーク「JUBILATIONS」9月4日開業で詳しく整理しています。

レクビィの家庭用エアコン試験は26時間15分
レクビィは、日産キャラバンベースの断熱試験車で家庭用エアコンを26時間15分連続稼働させたと発表しました。300Ahの低抵抗リチウムイオン電池を搭載し、冷房は27℃の自動運転。冷蔵庫と照明も同時に使っています。
数字だけを自分の車へ当てはめることはできません。215Wソーラーパネルから若干の充電があり、試験中は無人で、終盤にはスライドドアの開閉も行われています。
レクビィの実測では、2020年に鉛バッテリー3本で記録した8時間から約3.3倍へ伸びました。比較に使えるのは、今回公表された条件での試験結果です。
出典:レクビィ公式NEWS
Kia PV5は国内の車中泊装備が具体化
トイファクトリーは8月23日、EVミニバン「Kia PV5」の車両情報、国内販売拠点、車中泊パーツをまとめた特設ページを公開しました。
8月23日の更新で、専用ベッドキットとラゲッジ家具、国内の展示・販売拠点が1ページにまとまりました。PV5は5人乗りのEVミニバンです。そこへ専用装備を足し、車中泊に使う選択肢が具体化しています。
ベッドキットの価格と寸法、日本仕様の車両価格、V2Lは、既存の新型EVバン「Kia PV5」は車中泊のベース車になるかで詳しく整理しています。
JRVAが3日連続で自治体と災害協定
日本RV協会(JRVA)は、8月24日に長野県松川村、25日に茨城県茨城町、26日に静岡県伊東市と、災害時のキャンピングカー提供に関する協定を結んだと発表しました。
提供可能な台数、費用、個別の出動条件は各発表から確認できません。8月24〜26日の3日間で、協定先が3自治体増えました。
キャンピングカーを避難や支援に使う際の考え方は、キャンピングカーは「動く防災シェルター」で平時の準備からまとめています。
LOGOSは約5分設営の4人用エアテントを発売
LOGOSの「エアマジック Wクロスドーム M」が8月27日に発売されました。税込74,800円、4人用で、総重量は約8kg。付属の手動ポンプで空気を入れるエアチューブ式で、メーカー公称の組み立て時間は約5分です。
フライシートの耐水圧は1,600mm、フロアは2,000mm。約5分という数字は付属ポンプを使った空気注入の目安で、公式は2人以上での設営を勧めています。
エアフレームはポールの組み立てを省けますが、30℃を超える日は空気の入れすぎでチューブが破裂するおそれがあるとの注意もあります。
出典:LOGOS公式商品ページ
海外では完全電動CaliforniaとVW Crafter系新型
CARAVAN SALON 2026に合わせ、VolkswagenはID. Buzz Proをベースにした「ID. California Cruise」を発表しました。2人就寝仕様で、V2Lは連続2,000W・ピーク3.6kW。バッテリー残量と内外気温差に応じ、停車中の冷暖房を最大48時間維持できるとしています。
Knaus Tabbertは「KNAUS VAN TI PLUS」を世界初公開しました。VW Crafterベースで2つのレイアウトを用意し、四輪駆動も選べます。SKY TIもVW Crafterベースへ移行しました。
どちらも日本導入、国内価格、国内受注は発表されていません。国内での購入判断は、正規輸入元からの発表を待つ必要があります。
出典:Volkswagen公式発表/Knaus Tabbert公式発表
次の1週間で確認したいこと
フィールドライズは適合車種と取り付け方法、海外モデルは日本の正規輸入元から国内導入の発表が出るかが次の確認点です。RVパークは開業情報に加え、予約開始、料金、利用条件まで揃った段階で追います。
この週間まとめは、毎週土曜日に直近7日分の公式発表を確認して更新します。
最終確認:2026年8月29日




