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RVパークsmart 阿字ヶ浦温泉のぞみで車中泊|あんこう鍋と新物の干し芋

茨城県ひたちなか市のRVパークsmart 阿字ヶ浦温泉のぞみは、日帰り温泉の敷地にある電源つき6車室の車中泊施設です。料金と電源の条件、温泉館内のWi-Fi、那珂湊おさかな市場の干物、11月に出荷が始まる干し芋を、平日の一泊でつなぎました。

公開2026.11.08
読む時間7 min
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茨城県ひたちなか市の「RVパークsmart 阿字ヶ浦温泉のぞみ」は、阿字ヶ浦海水浴場のそばにある日帰り温泉「阿字ヶ浦温泉 のぞみ」の敷地内のRVパークです。
6つの車室に電源があり、お風呂と食事処、Wi-Fiの使える休憩所が同じ敷地にそろっています。

11月のひたちなかは、温泉の食事処であんこう鍋を出していて、干し芋の出荷も始まる季節です。
1日目は那珂湊の魚市場でお昼を食べて、夜は温泉とあんこう鍋。2日目は朝に仕事を片づけて、干し芋を選んで帰る。
私なら、11月の平日にそんな一泊を組みたいです。
→ RVパークsmart 阿字ヶ浦温泉のぞみ(CCJ RVパークDB)

ここからは、2026年11月8日時点の公式情報で組んだ旅程を紹介します。

阿字ヶ浦温泉のぞみのRVパークは、無人で泊まる温泉の駐車枠

場所はひたちなか市阿字ケ浦町3290で、北関東自動車道の「ひたち海浜公園口」から阿字ヶ浦方面へ3分です。
運営は無人車中泊サービスの「RVパークsmart」で、予約も支払いもネットで済ませます。

RVパークsmart 阿字ヶ浦温泉のぞみ内容(RVパークsmart公式の施設ページより)
所在地茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町3290
車室全6車室。1車室は縦5.5m×横6.0m。トレーラー可(ヘッド車は敷地内の最寄りの駐車場の空き枠へ)
料金全日3,500円(税込)
利用時間15:00〜翌日13:00
予約ネット予約のみ。当日の23時まで
電源チェックイン後、利用時間内に給電。1,500Wまで
トイレ24時間。洋式・男女兼用・ウォシュレットつき
火の使用カセットコンロのみ可
ごみ処理不可(持ち帰り)
ペットリードをつければ同伴可
利用者特典ドリンクサービス券、当日の再入館、翌日の割引入館(600円)

チェックインは、予約完了後に出るQRコードを車室の読み取り機にかざすだけです。
読み取ると車室そばのコンセントのランプがついて、電気が使えるようになります。
QRコードは車のナンバーを登録すると発行されるので、出発前に済ませておきます。

料金は曜日に関係なく1泊3,500円です。
平日に1人で泊まって温泉に1回入ると、3,500円と980円で4,480円。
翌朝にもう一度お風呂に入るなら、割引の600円を足して5,080円になります。

温泉施設は毎週木曜日が休館日です。
RVパークは休館日でも使えますが、その日はお風呂と食事処が開いていません。
温泉と一緒に楽しむなら、木曜の夜を外して予約したいところです。

仕事場として見ると。電源は1,500W、Wi-Fiは温泉の館内に

車室の電源は1,500Wまでです。
ノートPCとモバイルルーターの充電なら、一晩じゅうつないでいても余裕があります。
エアコンやドライヤー、調理家電を同時に使うとブレーカーが落ちるので、電気毛布とPCくらいに絞るのが安心ですよね。

電気を使えるのは利用時間の15時から翌日13時までです。
連泊で車を置いたままにすることはできますが、利用時間の外は電気が使えません。
電源サイトで暖房をどう選ぶかは、こちらにまとめています。
→ 電源サイトのヒーターは何Wまで|延長コードの可否も【2026年版】

車室のWi-Fiは、公式の施設ページに案内がありません。
そのかわり、温泉館内の休憩所とお食事処では無料Wi-Fiが使えます。
海を望む休憩所にはチェアや畳のスペースがあるので、お風呂のあとにメールを片づける場所にしたいです。

オンライン会議は、車内で自分の回線を使う前提で組みます。
テザリングかモバイルルーターを持っていけば、15時のチェックインからすぐ仕事に入れます。
→ 車中泊のWi-Fiは施設に頼れない|手元で持つ3手段【2026年版】

利用時間が翌日13時までなのは、これは助かる。
2日目は朝のお風呂をはさんでも、13時の退出までに朝の仕事の時間をしっかり取れます。

朝、バンのスライドドアを開けた車内で、折りたたみ机のノートPCに向かう人の後ろ姿。外へ電源ケーブルが伸びている(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))
電源は1,500Wまで。PCとモバイルルーターなら一晩つないでおける(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))

11月16日(月)から17日(火)、私ならこう過ごす

時刻私ならこうする
1日目 9:00首都圏を出発。常磐道から北関東道へ
11:30那珂湊おさかな市場でお昼。干物を買う
13:15国営ひたち海浜公園を少し歩く(火曜は休園)
15:00阿字ヶ浦温泉のぞみの車室にチェックイン。電源をつないで仕事
17:30温泉へ。お風呂のあと、お食事処であんこう鍋
19:30休憩所のWi-Fiで、その日のメールを確認
20:30車に戻る
2日目 7:00車内で朝の仕事
10:00前日のレシートを見せて、割引の600円で朝のお風呂
11:00車内で仕事の続き。片づけ
12:30チェックアウトして、阿字ヶ浦のほしいも神社へ
13:00ほしいもの直売店で、新物の干し芋を選ぶ
14:00帰路へ

1日目のお昼は、那珂湊漁港の前にある「那珂湊おさかな市場」へ。
食事処8店と海産物の物販5店が並び、店ごとに定休日が違います。
月曜日に開いているのは、刺身定食の「食事処 三代目 魚一」(平日10:30〜15:00)や、あんこうの肝を使った海鮮丼がある「地魚安處宴 久楽」(11:00〜18:00)。

物販は、干物中心の店と鮮魚中心の店に分かれています。
「魚問屋 丸八水産」の自家製天日干しのサンマみりん干し(4枚1,000円)や、「珍味処 磯蔵」の常陸沖の目光干物(600円)は、どちらも水曜定休です。
RVパークではカセットコンロが使えるので、干物は翌朝の車内ごはんに回すか、冷凍で家へ送ってもらいます。
物販店はどこもヤマト運輸での地方発送に対応しています。

市場の駐車場は県営で約600台、普通車は4時間100円です。
お昼と買い物をゆっくり済ませても、4時間あれば足りそうなのがうれしいところ。

夕方は温泉へ。お湯は敷地内の地下1,506mから汲み上げる自家源泉の、ナトリウム-塩化物強塩泉です。
露天風呂は43〜44度に設定されていて、ナノミストサウナと水風呂もあります。
最終入館は20時15分ごろまでなので、チェックイン後の仕事は17時ごろで区切ります。

2日目は、チェックアウトのあとに阿字ヶ浦の「ほしいも神社」へ。
干し芋を広めた小池吉兵衛の胸像がある堀出神社の境内に、2019年に建てられた神社です。
「欲しいもの」が手に入りますように、という願いがこめられているそう。旅の締めくくりに、ちょっと寄ってみたいです。

国営ひたち海浜公園は、1日目の月曜日に寄ります。
11月から2月の開園時間は9時30分から16時30分で、毎週火曜日が休園日です。
入園料は大人450円、普通車の駐車料金は1日600円。

朝、バンのリアゲートの下で、カセットコンロの焼き網にのせた干物を焼く手元(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))
市場で買った干物を、翌朝の一食に(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))

ひたちなかの一食と買い出し。あんこう鍋、那珂湊の干物、新物の干し芋

阿字ヶ浦温泉 のぞみの看板メニューは、あんこう鍋です。
例年10月ごろから4月まで出していて、電話(029-265-5541)で予約もできます。
11月の平日なら、夜は17時から21時(ラストオーダー20時30分)の営業です※1。

那珂湊おさかな市場の店舗地図では、あんこう鍋を出す店に「十一月〜三月頃」の印がついています。
市場の旬のさかなの紹介では、あんこうは秋と冬、県の魚のひらめも秋と冬が旬です。
あんこうは鍋の一食として温泉か市場で味わい、車内で扱う食材にはしません。

干し芋は、ひたちなか市と東海村、那珂市で茨城県の生産量の大部分を占めます。
農林水産省によると、海からの強い風を使って干すため、主な出荷時期は11月から3月中旬です。
11月中旬は、ちょうどその年の干し芋が出はじめる時期にあたります。

干し芋はもともと保存食なので、帰り道の車内や仕事の合間のおやつに回しやすいのがいいところ。
ひたちなか市観光協会が推奨土産品に選んでいる干し芋の店を、2日目の買い出し先にします※2。

晩秋の晴れた畑の脇で、木枠の干し網に並べて天日に干される薄切りの干し芋(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))
干し芋の主な出荷は11月から3月中旬(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))
食事と買い出しの場所内容(各施設・観光協会の公式情報より)
阿字ヶ浦温泉 のぞみ お食事処平日11:30〜15:00、17:00〜21:00(L.O.20:30)。土日祝11:30〜21:00。木曜休館。テイクアウトあり
地魚安處宴 久楽(那珂湊おさかな市場)11:00〜18:00(L.O.17:45)。火・水定休(祝日は営業)
食事処 三代目 魚一(同)平日10:30〜15:00、土日祝8:30〜16:00。水曜定休(祝日は営業)
魚問屋 丸八水産(同)8:00〜16:00。水曜定休
珍味処 磯蔵(同)平日10:00〜16:00、土日祝9:00〜16:00。水曜定休(祝日は営業)
(株)マルヒひたちなか市阿字ヶ浦385-1。8:30〜17:00。水曜・日曜定休
ほしいも専門店 大丸屋ひたちなか市釈迦町18-38。平日10:00〜17:00、土日祝9:00〜17:00。定休日なし
JA常陸ファーマーズマーケット ここすなひたちなか市長砂34-4。11〜1月は9:00〜17:30。毎月第2水曜定休(12〜2月を除く)

マルヒは、RVパークと同じ阿字ヶ浦に店があります。
日曜は定休なので、週末に泊まる日は大丸屋かここすなに切り替えます。
ここすなは、JA常陸のファーマーズマーケットです。

最後に、予約の前に確かめておきたいことをまとめます。

  • 予約はネットだけ。当日23時まで受け付け、支払いもネット決済のみ
  • 車のナンバーを先に登録する。QRコードはナンバー登録後に発行される
  • 温泉は木曜休館。RVパークは使えるが、お風呂と食事処は休み。臨時休館は温泉の営業カレンダーで確認する
  • 電源は1,500Wまで。利用時間の15時から翌13時だけ給電
  • 車室にWi-Fiの案内はない。テザリングかモバイルルーターを持つ。温泉館内の休憩所とお食事処は無料Wi-Fiあり
  • 火はカセットコンロだけ。ごみは処理できないので持ち帰る
  • 車室は縦5.5m×横6.0m。これを超える車は泊まれない
  • 那珂湊おさかな市場の物販は水曜定休の店が多い。水曜に泊まる日は、買い物の店を先に決める

昼は那珂湊の魚市場、夜は自家源泉の温泉とあんこう鍋、翌日は新物の干し芋。
阿字ヶ浦温泉のぞみを拠点にすると、晩秋のひたちなかの海と畑の味が、一泊二日でつながります。
車室の設備と、すぐ近くにあるほかの茨城県のRVパークを、出発前にCCJのRVパーク・データベースで見比べてみてください。
→ RVパークsmart 阿字ヶ浦温泉のぞみ(CCJ RVパークDB)

同じ茨城県で、新栗の季節に笠間で泊まる一泊も。
→ 道の駅かさまで車中泊するなら|新栗の秋に予約区画と温泉で一泊

出典

注釈

※1 阿字ヶ浦温泉 のぞみの公式サイトでは、「お食事」のページに営業時間10:00〜21:00(L.O.20:30)、「ご利用案内」のページに平日11:30〜15:00と17:00〜21:00と書かれています。本文は「ご利用案内」の時間を採っています。

※2 ひたちなか市観光協会の推奨土産品の掲載は2025年7月現在の情報です。干し芋の価格は、その年の生産量などで変わると案内されています。

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制作・構成:水野凪

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