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道の駅 アルプ飛騨古川の車中泊は?瀬戸川の白壁土蔵街と夜の泊まり先

岐阜県飛騨市、国道41号沿いの道の駅 アルプ飛騨古川は、駐車場とトイレが24時間使える休憩拠点です。産直市そやなで買い出しをして、瀬戸川と白壁土蔵街を歩き、夜は11月30日まで開いているキャンプ場へ移る一泊を組みました。

公開2026.11.03
読む時間7 min
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岐阜県飛騨市、高山と富山を結ぶ国道41号沿いにある「道の駅 アルプ飛騨古川」。北アルプスの乗鞍岳を望む道の駅で、飛騨古川の町並みまでは車で約5分です。

白壁の土蔵と、鯉の泳ぐ瀬戸川。その鯉が冬の池へ引っ越すのが、11月29日(日)です。
見られるうちに行きたくて、11月の金曜から土曜にかけての一泊を組んでみました。道の駅で買い出しをして町を歩き、夜は近くのキャンプ場へ移る流れです。

この記事は、2026年11月3日時点の公式情報をもとにした旅程の提案です。

道の駅 アルプ飛騨古川の車中泊は?24時間使える設備と夜の線引き

最初に、夜のことから。国土交通省は、道の駅で疲れをとるための仮眠はかまわない一方、駐車場での宿泊目的の利用は遠慮してほしいと案内しています。
アルプ飛騨古川の公式ページに、RVパークや宿泊用の区画の案内はありません。駐車場とトイレは24時間使えるので、長く走ったあとの仮眠と休憩の場所として頼りになります。
→ 道の駅で車中泊は禁止か|仮眠と宿泊の境界線

道の駅 アルプ飛騨古川内容(国土交通省 中部地方整備局・岐阜県の公式ページより)
所在地岐阜県飛騨市古川町上町1348-2(電話0577-74-0150)
アクセス国道41号沿い。JR飛騨古川駅から車で7分
情報・休憩施設9:00〜16:00(11月〜3月)、9:00〜17:00(4月〜10月)、無休
農作物直売所9:00〜17:00。12月〜3月は毎週火曜休み
食事処11:00〜15:00(L.O.14:30)、毎週火・木曜休み
24時間使えるもの駐車場、トイレ
駐車場小型車120台(2023年8月に71台から増設)、大型車あり※1
そのほか畳敷きの無料休憩所、情報コーナー、EV充電施設

案内人が常駐していて、周辺の観光やイベントの最新情報を教えてもらえます。パンフレットも多いので、町歩きの地図はここで集めておくと楽です。

私はこの道の駅を「昼の拠点と買い出しの場所」と決めて、泊まるのは近くのキャンプ場にします。
候補は、飛騨古川駅から車で10分の飛騨市森林公園キャンプ場。営業は4月1日から11月30日までなので、11月中ならまだ間に合います。

飛騨市森林公園キャンプ場内容(飛騨市公式観光サイト・予約ページより)
所在地岐阜県飛騨市古川町信包733-1(電話0577-75-2901)
営業期間4月1日〜11月30日、定休日なし
料金(1泊)芝生サイト5,220円(1テント・1タープ、車1台)、ソロサイト(芝生)3,590円
チェックイン/アウト11:00/10:00。受付はサン・スポーツランドふるかわ管理事務所
設備温水洗浄便座のトイレ、炊事棟、かまど、水道。薪の販売あり
そのほかキャンピングカーの乗り入れ可、ペット可。カードは使えず、ごみは持ち帰り

車の中で眠るだけの使い方ができるかは、予約のときに管理事務所へ聞いておきます※2。

仕事場として見る:車内作業と、11月の飛騨の朝晩

道の駅の公式情報に、Wi-Fiやコンセントを使える作業スペースは載っていません。キャンプ場の公開情報にも、電源付きのサイトは出ていません。
なので仕事は、自分のモバイル回線とポータブル電源で車内から、が基本です。
→ 車中泊のWi-Fiは施設に頼れない|手元で持つ3手段

もうひとつ準備しておきたいのが、寒さへの備えです。
気象庁の平年値では、隣の高山市の11月は、日最高気温13.1℃、日最低気温2.9℃。昼は町歩きにちょうどいい一方、朝晩は冬の寝具と暖かい服が要る季節です。
月の後半に山道を走る予定なら、タイヤのことも出発前に決めておくと安心です。
→ キャンピングカーのスタッドレス|LT規格とチェーン規制

瀬戸川と白壁土蔵街へ。鯉が泳ぐのは11月まで

町歩きの車は、飛騨市役所の無料駐車場へ。飛騨市の観光サイトが散策に便利な駐車場として案内していて、あずまやで散策マップがもらえます。もうひとつの無料駐車場は、飛騨古川駅東駐車場です※3。

瀬戸川には、4月から11月まで約1,000匹の鯉が泳いでいます。
冬の瀬戸川は、除雪した雪を流す「流雪溝」になります。そのため毎年11月の第4土曜か日曜に、鯉を近くの天神池(増島城の堀池)へ移す「鯉の引越し」があります。2026年は11月29日(日)の8:00〜11:00。春まで、瀬戸川の鯉は見納めになります。

秋に合わせて寄りたいのは、飛騨の匠文化館の前に立つ「福全寺跡の大イチョウ」。樹齢約700年、高さ約30mの飛騨市の天然記念物で、例年の見頃は10月下旬から11月中旬です。飛騨市の紅葉情報では、11月2日時点で「見頃を迎えています」とされていました。

町並みで寄りたいところ内容(飛騨市公式観光サイトより)
飛騨古川まつり会館9:00〜17:00(3月〜11月)、大人700円。古川祭の本物の屋台3台を常時展示。起し太鼓の試し打ちやからくり人形の操作体験もある
飛騨の匠文化館9:00〜17:00(最終入館16:30)、木曜定休、大人300円。まつり会館との共通券800円
渡辺酒造店9:00〜16:00。地酒「蓬莱」の蔵で、建物は国の登録有形文化財。酒蔵見学は水・木・金曜、2,000円、約1時間、予約優先
飛騨古川さくら物産館10:00〜16:30(4月〜11月)、木曜休み。飛騨の工芸品や銘菓、組紐体験

まつり会館の屋台は、11月3日(予備日は7日か8日)に白虎台・神楽台・金亀台へ入れ替わる予定です。秋から並ぶ3台を見られるのも、この時期ならでは。

酒蔵で一つだけ線引きを。運転する私は、試飲をしません。お酒は栓を開けずに持ち帰って、運転がすべて終わった日に開けます。

11月13日(金)から14日(土)、私ならこう過ごす

金曜にしたのは、道の駅の食事処と、日帰り温泉のすぱーふるが両方開いている曜日だから。13日は、道の駅の飛騨産直市そやなで「みだらしだんごの日」と「みつわ農園 お米の日」が重なります。

時刻私ならこうする
1日目 13日(金)10:00道の駅に着いて、案内所で町歩きの地図をもらう
10:30そやなで野菜の棚を下見して、みだらしだんごを1本
11:30食事処で、飛騨の郷土料理のけいちゃんをお昼に
13:00飛騨市役所の駐車場に停めて、まつり会館から瀬戸川沿いへ
15:00大イチョウを見てから道の駅へ戻り、そやなで晩ごはんの材料を買う(17時まで)
16:00森林公園キャンプ場で受付。明るいうちに車内で仕事
18:00飛騨古川桃源郷温泉 ぬく森の湯すぱーふるでお風呂
19:30サイトに戻って、買った野菜で晩ごはん
2日目 14日(土)朝車内で朝の仕事。10:00までにチェックアウト
10:30町へ戻って、味噌煎餅本舗井之廣でみそせんべいを買う
11:30国道41号で富山方面か、高山方面へ

お風呂は、キャンプ場から近いすぱーふるにします。キャンプ場の予約ページにも、車で約5分のところに温泉施設があると書かれています。

入浴内容(すぱーふる公式サイト・飛騨市公式観光サイトより)
飛騨古川桃源郷温泉 ぬく森の湯すぱーふる岐阜県飛騨市古川町黒内1407(電話0577-75-3111)。11:00〜21:00、毎週火・水曜休館。大人700円。大浴場、露天風呂、サウナ、薬草風呂。無料駐車場約100台

11月の薬草風呂はヨモギ。9月から2月の第4日曜には、数百個のりんごを浮かべる「りんご湯」もあります。館内のレストランは2026年4月に閉店しているので、晩ごはんは道の駅で用意していきます。
11月3日(祝)はすぱーふるの休館日です。

飛騨古川の一食と買い出し。けいちゃんとみだらしだんご

道の駅の食事処「寄合所耕 飛騨古川食堂」では、老田屋ラーメンと、飛騨の郷土料理「けいちゃん」「とんちゃん」が食べられます。
町なかなら、味処古川(ランチ10:00〜14:30、L.O.14:00)に、飛騨牛の朴葉味噌や飛騨地鶏の料理、蕎麦があります。

秋の朝の直売所の棚に、赤かぶや白菜、大根、りんごが木箱に並び、手前で買い物かごを持つ人の手元だけが見える様子(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))
晩ごはんの材料は、道の駅の産直市で(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))

買い出しの中心は、道の駅の中にある「飛騨産直市そやな」です。野菜を届ける農家・生産者は170件以上。飛騨の野菜や果物に加えて、加工品やお酒、木工品も並びます。
11月は無休で、9:00〜17:00。月の行事は公式サイトのイベントカレンダーに出ています。

そやなの11月(公式サイトより)内容
おむすびの日6日・10日・19日・28日。飛騨コシヒカリのおむすび、数量限定
みだらしだんごの日&お米の日13日(金)
えごまおはぎの日15日(日)、数量限定

町を歩きながらなら、食べ歩きの定番がそろっています。

  • 岡田屋:みだらしだんご100円、飛騨牛串焼き400円、五平餅300円
  • ひだコロッケ本舗(10:00〜17:00):飛騨牛のひだコロッケ1個300円
  • 飛騨古川さくら物産館:牧成舎のもなかアイス。瀬戸川の鯉のえさには、このもなかの皮も使われています
  • 味噌煎餅本舗井之廣(8:00〜18:00、日曜休み):明治41年創業。熟成3年の自家製味噌を練り込んだみそせんべい

車内で扱いやすいのは、みそせんべいとおむすび。仕事の合間に片手で食べられて、帰り道のおやつにもなります。

夕方、バンの車内の木のテーブルに、ノートPCの端と、紙袋に入った野菜、竹皮包みのおむすびが置かれ、開いたドアの外に暮れかけた山並みが見える様子(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))
仕事の合間は、片手で食べられるものを(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))

出かける前に確かめておきたいこと

  • 道の駅は休憩施設。アルプ飛騨古川に宿泊用の区画はありません。夜はキャンプ場を予約します
  • 森林公園キャンプ場は11月30日まで。チェックインは11:00、支払いは現金です
  • 道の駅の食事処は火・木曜休み。すぱーふるは火・水曜休館です
  • 瀬戸川の鯉は11月29日(日)に引越し。それ以降、春までは天神池で過ごします
  • 運転する人は試飲をしない。地酒は栓を開けずに持ち帰ります
  • 朝晩の冷え込みに備える。高山の11月の日最低気温の平年値は2.9℃です

昼は道の駅で買い出しをして町を歩き、夜は温泉で温まってからキャンプ場へ。鯉が瀬戸川にいる11月のうちに、白壁の町を一日かけて歩くなら、この組み方がちょうどいいと思っています。

同じ岐阜県なら、郡上八幡で泊まった回もあります。
→ RVパーク郡上八幡は、夜に出て戻って寝られる一泊【岐阜・郡上市】

出典

注釈

※1 大型車の台数は、国土交通省 中部地方整備局のページでは15台、岐阜県のページでは27台と、公表資料によって分かれています。小型車は、2023年8月の高山国道事務所と飛騨市の発表で120台に増えました。キャンピングカーで行く場合は、空いている枠に合わせて停めてください。

※2 森林公園キャンプ場の料金は「1テント・1タープ、車1台」の区切りで書かれていて、テントを張らずに車内で眠る使い方についての記載はありません。予約のときに、サン・スポーツランドふるかわ管理事務所(0577-75-2901)へ確かめておくと確実です。

※3 飛騨市役所駐車場と飛騨古川駅東駐車場の高さ制限や、車の大きさの条件は、飛騨市の観光サイトに載っていません。車高の高い車で行く場合は、飛騨市役所まちづくり観光課(0577-73-2111、平日9:00〜17:00)に事前に聞いておくと安心です。

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制作・構成:水野凪

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