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プラスリビン ワイド|2段ベッドで4人就寝の条件と価格【2026年11月版】

レクビィ「プラス リビン(ワイド幅)」は日産キャラバンのワイド幅ベースのバンコンで、税込673万2,000円から。4人で寝られるのは、後部をフリールームにして2段ベッド(24万2,000円)を付けた2レイアウトだけです。

公開2026.11.08
読む時間8 min

レクビィの「プラス リビン(ワイド幅)」は、日産キャラバンのスーパーロング・ワイド幅(キャンパー特装車)をベースにしたバンコンです。
価格は税込673万2,000円から847万円までの3グレード×2WD/4WD。就寝定員は「3名~4名(2段ベッド選択時)」で、4人目の寝床は2段ベッドを付けたときにできます。

家族4人で寝たい人が最初に押さえるのは、2段ベッドを付けられる条件です。
後部を「フリールーム」にしたときだけのオプションで、リクライニングシートとは一緒に選べません。6つあるレイアウトのうち、4人で寝られるのはW1F(D)とW2F(D)の2つです。

価格と装備は、レクビィの製品ページと「オプション」の価格表(どちらも2026年9月現在の内容、2026年11月8日確認)によります。

  • 価格(税込・諸費用別)はライト673万2,000円〜、スタンダード739万2,000円〜、オールシーズン816万2,000円〜。4WDはどのグレードも30万8,000円高い
  • 2段ベッドは税込24万2,000円。フリールーム選択時のみで、リクライニングシートとは同時に選べない
  • スタンダードはFFヒーター・電子レンジ・2000Wインバーター・ソーラーが標準。ライトに4点を単品で付けるより8万2,500円安い
  • エンジンは2.5Lガソリンのみで、ディーゼルの設定はない
  • レクビィ直営店(神奈川・愛知・京都の3店)だけで売る「OSE限定モデル」

価格は3グレード、4人仕様にすると697万4,000円から

グレード2WD(税込)4WD(税込)2段ベッド付き 2WD/4WD
ライト6,732,000円7,040,000円6,974,000円/7,282,000円
スタンダード7,392,000円7,700,000円7,634,000円/7,942,000円
オールシーズン8,162,000円8,470,000円8,404,000円/8,712,000円

左2列はレクビィの製品ページの車両価格です。
右の列は、価格表の「2段ベッド仕様」24万2,000円を足した金額で、2段ベッドを付けられるのはフリールームのレイアウトに限られます。

ミッションは全車7速AT、エンジンは2,488ccのガソリンです。
価格表には「ディーゼル設定なし」と書かれていて、4WDを選んでもガソリン車です。

車両価格のほかに、税金・保険料・リサイクル料金・登録の諸費用がかかります。
価格表には、登録時の法定費用として自動車税34,800円、重量税(2年)24,600円、自賠責保険22,180円、リサイクル料16,780円が3グレード共通で載っています(合計98,360円)。金額は登録・納車時に変わる場合がある、と価格表に注記があります。
登録代行の手数料や陸送費、任意保険はこの合計に含まれません。8ナンバー(キャンピング車)の税の仕組みはキャンピングカーの8ナンバーと3ナンバーの違いの記事で解説しました。

価格と装備は2026年9月現在のもので、レクビィは予告なく変更するとしています。

4人で寝られるのは6レイアウト中2つ

レイアウトは、座席の向き(前座りか対面か)と、後部の使い方(リクライニングシートかフリールームか)、さらにフリールームに2段ベッドを付けるかどうかの組み合わせで6タイプあります。

レイアウト座席後部就寝シートベルト(後部)ポータブルトイレ
W1R前座りリクライニングシート3名3点式1組+2点式3組標準なし
W1F前座りフリールーム3名3点式1組+2点式3組標準
W1F(D)前座りフリールーム+2段ベッド4名3点式1組+2点式3組標準
W2R対面リクライニングシート3名2点式4組標準なし
W2F対面フリールーム3名2点式4組標準
W2F(D)対面フリールーム+2段ベッド4名2点式4組標準

就寝人数は、製品ページの「3名~4名(2段ベッド選択時)」の表記を、レイアウトごとに当てはめたものです。
ポータブルトイレは装備表で「フリールーム選択時」に標準となっているため、リクライニングシートのレイアウトには付きません。

座席はW1が、右に横向きの2人掛けソファベッド、左に前向きの1人掛けシート、ほかに横向きの1人掛けソファ。W2は左右とも横向きの2人掛けソファベッドです。
レクビィは前座りを「前座り3名が欲しい方」、対面を「超簡単ベッド展開、ゆったり2人旅の方」向けと紹介しています。乗車定員はどちらも6名です。

ワイド幅のハイルーフバンの後部。片側の壁沿いに上下2段の寝台があり、下段にはベージュのマット、上段には折りたたんだ毛布が置かれている。上段の上の天井付近には収納棚がない(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))
4人目の寝床は、フリールームに付ける2段ベッド。2段ベッドを選ぶと右側の天井の吊り棚がなくなる(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))

子ども2人の4人家族なら、選ぶのはW1F(D)かW2F(D)です。
2段ベッドを付けると、右側のオーバーヘッド吊り棚はなくなります(装備表の注記)。

前座りと対面で迷うなら、走るときの座席で決めるのが早いと思います。
後部の3点式シートベルトはW1が1組で、W2は4組とも2点式です。チャイルドシートを付ける席とその固定方法は、契約前に直営店で確かめてください。横向き座席と2点式ベルトの扱いは8ナンバーの乗車定員で詳しく書いています。

2段ベッドの寸法と耐荷重は、製品ページにも価格表にも載っていません。
上段に大人が寝るのか、子ども用と考えるのかで判断が変わるので、展示車で上段の長さと天井までの高さを見ておくと安心です。

スタンダードは、ライトに4点を足すより8万2,500円安い

ライトとスタンダードの価格差は、2WD・4WDとも66万円です。
差になっているのはFFヒーター、電子レンジ、インバーター、ソーラーの4点で、ライトではどれもオプションになります。

装備ライトスタンダードオールシーズンライトに付ける場合(税込)
FFヒーターOP標準標準275,000円
電子レンジOP標準標準38,500円
インバーター(2000W・正弦波)OP標準標準132,000円
ソーラー(薄型310W相当&MPPT)※1OP標準標準297,000円
家庭用エアコン(室外機床下)なしなし標準設定なし

4点を単品で足すと74万2,500円です(新車の架装と同時に付ける場合の価格。後付けは価格が変わると価格表にあります)。
スタンダードとの差66万円より8万2,500円高くなるので、4点とも欲しいならスタンダードを選んだほうが得です。逆に、冬は使わずFFヒーターが要らない、外部電源のあるRVパーク中心で使うといった割り切りがあるなら、ライトに必要なものだけ足す選び方もあります。

インバーターは、サブバッテリーの直流から家庭用のAC100Vを作る装置です。
コンセント(AC100V 3カ所&USB)は全グレードに付いていますが、ライトは標準でインバーターがありません。全グレードには「外部AC100V入力(車内、ポータブルBT用)」も付いています。
ライトで家電を使うなら、インバーターを付けるか、ポータブル電源から給電するかを、直営店で使い方とあわせて決めておきます。

全グレード共通の装備は次のとおりです。

  • サブバッテリー:リチウムイオン(300Ah相当)、走行充電装置(40A)、外部AC100V入力&充電装置(50A)
  • キッチン:電気冷蔵庫(49L)、カセットガスの脱着式コンロ、ステンレスシンク、電動蛇口、給排水タンク各16L
  • 断熱:断熱材・サーモバリア・サウンドプルーフのトリム、樹脂フロア(重歩行用・サーモバリア)
  • そのほか:マックスファンベンチレーター、遮光プリーツ&レースのカーテン、脱着式テーブル、調光式LED照明

FFヒーターの燃料や電気の使い方はキャンピングカーのFFヒーターで解説しています。

オールシーズンはエアコン付き、スペアタイヤは選べない

オールシーズンは、スタンダードに家庭用エアコンを足したグレードです。
差額は2WD・4WDとも77万円。室外機は床下に付きます。

夏に子どもを車内で寝かせるなら、エアコンの有無は大きな差です。
ただし、エアコンをサブバッテリーで何時間動かせるかは、製品ページにも価格表にも書かれていません。夜通し使う前提なら、外部電源のあるRVパークやオートキャンプ場で使うのか、バッテリーで回すのかを直営店で詰めておいてください。

もう一つ、オールシーズンには価格表で「スペアタイヤ+ジャッキ」(ディーラーオプション、税込18,700円)を選べないと明記されています。
ベース車のスペアタイヤはオプション扱いで、付けない場合はタイヤ応急修理キットが標準です。長距離や山道の旅でスペアタイヤを積みたい人は、スタンダードまでのグレードで考えることになります。

ワイド幅のハイルーフバンの後部ドアを開けた荷室。2段ベッドはなく、床に収納ボックスと折りたたみ椅子、片隅に白いポータブルトイレが置かれ、木目の壁に囲まれている(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))
2段ベッドを付けないフリールームは、荷室とトイレのスペース。ポータブルトイレはフリールーム選択時に標準(イメージ画像(AI生成。実際の施設・商品の写真ではありません))

標準幅との違いと、買える店

同じプラス リビンには、キャラバンのスーパーロング標準幅をベースにした車もあります。
2段ベッドを選べるのはワイド幅だけです。

項目ワイド幅標準幅
全長×全幅×全高5,230×1,880×2,400mm5,080×1,695×2,400mm
就寝定員3名~4名(2段ベッド選択時)3名
2段ベッドOP(フリールーム選択時のみ)設定なし
レイアウト6タイプ4タイプ
エンジンガソリンガソリン(2WD)/ディーゼル(4WD、EX車は4WDガソリンのみ)
ライト 2WD(税込)6,732,000円6,600,000円

2WD同士で比べると、ワイド幅はどのグレードも13万2,000円高くなります。
4WD同士では、ワイド幅(ガソリン)のほうが標準幅(ディーゼル)より52万8,000円安くなります。
幅は標準幅が185mm狭い一方、最小回転半径は標準幅が2WD 5.9m・4WD 6.4m、ワイド幅は2WD・4WDとも6.0mです。キャラバンのボディの違いはキャラバンのキャンピングカーで比べています。

ワイド幅の全高は、製品ページで2,400mmです(ベース車の諸元表の2,285mmはベンチレーターを除いた数値)。
高さ2.1m制限の駐車場には入れません。最小回転半径は2WD・4WDとも6.0mです。

プラス リビン(ワイド幅)は「OSE限定モデル」で、レクビィの直営店だけで販売しています。

店舗所在地営業
レクビィオスト神奈川県大和市下鶴間10-110:00~17:00、火・水曜休
レクビィステーション愛知県瀬戸市品野町1-126-1(道の駅「瀬戸しなの」隣接)10:00~17:00、火・水曜休
レクビィエスト京都府京都市伏見区横大路三栖山城屋敷町11110:00~17:00、火・水曜休

2026年11月8日時点の直営店ページでは、3店舗ともレクビィ車の展示一覧にプラス リビン(ワイド幅)が掲載中です。
どのレイアウトの車が置かれているかは一覧から分からないので、2段ベッド付きを見たい場合は来店予約のときに伝えておくと確実です。

内装は、シート生地、家具の扉の柄、床の柄をそれぞれ3種類から選べます。
シート生地のうちブラウンの「ビガプリモ」は耐摩耗性のあるヴィーガンレザーで、レクビィは「ペット連れに人気」と紹介しています。

更新日:2026年11月8日(価格・装備はレクビィの製品ページと「オプション」価格表〈いずれも2026年9月現在〉、店舗情報は直営店ページの2026年11月8日時点の表示による)

出典

  • レクビィ「プラス リビン(ワイド幅)|PLACE LIV’N」:https://recvee.jp/01_camper/01_line/place-livn-cW/
  • レクビィ「プラス リビン【キャラバン|ワイド幅】」価格表(オプション価格の詳細、2026年9月現在):https://recvee.jp/gallery/index.cgi?DOC_NO=20260624170008&ACTION=DETAIL
  • レクビィ「プラス リビン」(標準幅):https://recvee.jp/01_camper/01_line/place_livn_cN/
  • レクビィ「レクビィ直営店」:https://recvee.jp/direct/

注釈

※1 ソーラーの出力は、製品ページの装備表では「薄型310W相当&MPPT」、オプション価格表では「ソーラー発電システム(300W相当)」と表記されています。本文では製品ページの表記を使いました。

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制作・構成:篠原徹

キャンピングカー・RVパーク・制度の情報を扱う制作・構成名義です。公式資料や公的情報をもとに記事を作成します。