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キャンピングカーで防災

【キャンピングカーと災害】2019年の災害対策にキャンピングカーが安心

みなさま
あけましておめでとうございます。

一昨年の漢字は「北」でした。
そして
昨年2018年の漢字は「災」でした。
この年は北海道胆振東部地震、大阪府北部地震、島根県西部地震、西日本豪雨、台風21号、24号の直撃、記録的猛暑など、自然「災」害が多発。
例年にない規模の「災」害が日本各地で人々の生活を脅かしましたね。

近年、キャンピングカーブームに加え、「キャンピングカーでの防災」が注目を浴びています。
キャンピングカーは、災害時にシェルターとして機能するだけではなく、車なので移動も可能なので注目を集めています。

 

避難生活はどんな状態?

避難生活は、東日本大震災でたくさん報道もありましたが、
自宅が被害にあっている場合は仮設住宅が出来るまで臨時の避難所、学校の体育館など自治体が指定した避難所で生活をする事が多いかと思います。

避難所生活はプライバシーが確保できずストレスが溜まるとどの方もおっしゃている傾向にあります。

避難所生活のトイレ

そして、慣れない避難所の生活では「トイレに行きづらい」と食事や水分をとることを控えようとする人が多くいて
膀胱炎や脱水症状が発生する状態になったなんていうお話もありました。

プライバシーのない生活となり
ストレスがたまります。

隣との距離も近く周りに気を使いながらの生活。そして夜寝る時間も朝起きる時間も人それぞれ異なります。

ベットもなく、硬い床で寝る事になります。
場合によってはエコノミー症候群になってしまう場合もあります。

生活リズムも合わせて行かなければなりません。

そして、食事も食べる時ならまだしも、食べたくない時も人の食べている食事の匂いも嗅がないとならない生活となります。

その為災害の後も共同生活という過酷な生活をしいられるのです。

 

キャンピングカーがあると避難生活が変わる

避難所生活のキャンピングカー

キャンピングカーかあるとここが違う
これはもう想像の通りですが
まずはプライバシーは家族内だけで保たれます。
キャンピングカー内のプライバシーは別になりますが少なくとも他人とのプライバシーは断絶されます。

その為余計なストレスは解放されます。
そして、ベッドで寝ることが約束されます。
ここはかなり大きいはずです。

普通は体育館などの硬い床でダンボールなどを引いて対応していると思いますがキャンピングカーはベッドがあります。
フカフカです。

そして体育館よりは温度調整がしやすいです。ベンチレーター(換気扇)もありますし、入り口のドアなどが網戸にできたりもします。

これを見ただけでもキャンピングカーがあるだけでだいぶ避難所生活が楽になる感じがしませんか??

 

 

 

 

ライフラインの復旧までどのくらいかかるのか

ガソリンスタンド

未曾有の災害、東日本大震災から8年経ちますがあの当時、どの位でライフラインが復旧したでしょうか。

電気の復旧は1週間

停電は850万世帯
98%の復旧まで1週間かかりました。

水道の復旧は3週間

断水は230万世帯
99%の復旧まで3週間かかりました。

ガスの復旧までは5週間

99%の復旧まで5週間掛かっています。

インフラは電気、ガス、水道の順番で復旧して行きました。

これを踏まえて、キャンピングカーを持っていたらどんな備えをしておけば良いのか。

ライフライン復旧を踏まえて
順に考察して行きましょう。

ライフライン復旧順に見る必需品アイテム

前提として、筆者は心配性なので、復旧までの必要な日数を想定して考えて行きます。

家族は大人4人位を想定して行きましょう。
そして、キャンピングカーをフル活用で考えます。

 

電気編

電気は東日本大震災の際は1週間で復旧となったので倍の2週間分を用意。

必要な電気は携帯の充電やラジオ・テレビなどの情報取得。
そして、明りが必要です。

明りは懐中電灯を常備しているものとすると
キャンピングカーは十分問題ないかと思います。

もちろんサブバッテリーを充電する必要がありますが
ソーラーパネルも常備されている車種であれば天気が良ければ充電されていきます。

そして、なくなってきたら走行充電も加味した方が良いです。
もちろん、走行充電やソーラーパネルだけで完全回復。という訳にはいかないかも知れませんが
贅沢に使わずに適宜必要な時だけ使う形であれば全く2週間は問題ないかと思います。

冷蔵庫やクーラーをガンガン使ったらそれは流石に2日でなくなってしまうでしょうからね。

あくまで明りを使う。携帯の充電をする。という使い方がメインと考えた方が良いかと思います。

そして、走行充電ができる状態であれば、給油ができる場所を探しに行く。という形が良いと思います。
とにかく燃料の確保は必要ですからね!

 

水道編

水道の復旧は3週間。これを踏まえ倍の6週間をキープするにはどうしたら良いでしょうか。

一番は飲み水。
そして二番目はトイレのお水。
三番目は手洗いや歯磨きなどの生活水。

まず、飲み水。
1日に必要な水分摂取量年齢と体重によっても異なりますが大体大人1名50ml(体重1キロあたり)は必要です。
4人を平均して、60キロくらいで想定してみましょうか。
1人あたり3リットル。そうすると4人で1日あたり12リットルも必要になります。

6週間全くないというわけではないと思いますので
15日間くらいで飲み水は確保でき始める想定でいきますと
180リットルも必要となります。

これはさすがにキャンピングカーでは無理なので
ご自宅で管理するしかありません。

キャンピングカーは大きなタンクで約70リットルくらいの生活用水を確保できます。
なので、手洗い洗い物くらいであれば2週間程度は問題ないかと思います。
ですがそれ以降は難しいため、自衛隊などの給水車を待つしかありません。

ここが難しいところですね。

特にトイレ問題は大きいですね。
キャンピングカーに常設しているトイレは処理できる場所があれば良いのですが
回数に限界がありますよね。

トイレは絶対必要となります。

簡易トイレも合わせて準備すべきでしょう。
でもどのくらい準備をすれば良いのでしょうか。

3週間で復旧することを踏まえると
計算方法としては、一人当たりのトイレの回数を平均の1日7回として計算します。
頻度は大便が1日2回、小便が1日5回として計算(ちょっと多いかもだけど大は小を兼ねますからね)。

3週間で21日間。

毎回排泄するごとに交換する場合を想定すると家族4人が1日7回で1日28回交換。
21日間で588回分が必要になります。

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こちら400枚で25,920円、200枚で18,360円。44,280円。
このくらいの価格は高いと思うかも知れませんが
一人あたま1万円と考えれば高くないかもですね。
そして、毎回取り替えなくても、2回に一回とかにすれば半額で済みますからね。

 

 

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こんなアイテムも5000円〜6000円程度で購入できるので
持っておくのは良いかも知れません。

 

 

ガス編

ガスは主にお湯を沸かしたり調理をしたりという事で使うのが殆どだと思います。

これはキャンピングカーの得意なところ!

最近はカセットガスタイプで使えるコンロを常設しているキャンピングカーが多いと思いますので
CB缶を多めに備蓄しておくのがベストですね。

ただどのくらい用意する必要があるのでしょうか。
目安はこちら

災害時に必要なガス缶の量

ガスの復旧までは5週間、多めに見て10週間としたら
182本必要となります。

これはもう尋常じゃないのでさすがに備蓄は難しいと思います。
なので、せめて5週間、91本を備蓄しましょう。

AMAZONで見つけましたが、12本で2700円程度。

7.5セット必要なので、8セット購入としたら21,600円程度です。
使用期限もあるので、毎月購入していって使いながらがベストかもしれませんね。

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キャンピングカー内グッズ、キャンプグッズが役立つ

キャンプグッズ

キャンピングカーに常備されているアイテムやキャンプグッズも非常に役にたつと思います。
特にキャンピングカーの中で生活空間なので、食器類から箸、タオルなど一通り揃っているケースが多いかと思います。
布団だって常備されていますしね。

キャンプグッズも非常に助かります。

ランタン、LEDランプ、ヘッドライト、テーブル、焚き火台、椅子、など
避難生活には非常に使えそうなアイテムが多いですね。

そして、これらのグッズも楽しみながら収集することができるのがメリットですね。

 

 

 

キャンピングカーだけの快適性

クレアエボリューションのベッドルーム
避難生活で快適性を求めるもどうかとは思いますが、少しでも快適性を求めるならこんなところかと。

1、エアコンが使える
車なので当たり前ですが、車のエアコンは使えます。そして車種によっては家庭用エアコンが使えます。

 

2.車で電気が使える
キャンピングカーはサブバッテリーがありますので電気も使えます。そしてエンジンをかければ充電もします。

アイドリングが約1時間で1リットル位消費します。満タンなら80時間くらいはアイドリングができます。
※災害時なので環境汚染は考慮してません。

 

3、プライベート空間を確保できる。
こちらも一般の車でもある程度は空間が確保できますが、キャンピングカーはここが断然に違います。
特にキャブコンは立って生活ができるので着替えなども楽にすることができます。
そして、空間も広々。
他人の目を気にしなくて良い空間なのでここは歴然の差が出てくると思います。

 

4、トイレもゆっくりできる。
避難所は共同トイレです。
なかなか順番やゆっくりできる空間ではないと思いますが
キャンピングカーの常設トイレ、キャンピングカー内に持ち込んだカセットトイレであれば
ゆっくりとすごす事ができます。

こういう空間や時間はきっとものすごい大切な時間なのかもしれませんね。

キャンピングカーは最高の防災アイテム

ここまで読んでいただけたら
キャンピングカーが避難生活で便利そうなのは想像がついているかと思います。

本当に最高の防災アイテムになってくれる事は間違いないです!

そして、何よりも普段のライフスタイルの中で
キャンピングカーで楽しみながら防災ができる
これが筆者にとっては非常に大きいポイントでした。

2019年みなさまも今一度
防災を踏まえて
キャンピングカーの検討、備蓄の検討をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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